Archive for 2月, 2018

明朗愛和は創業の心

木曜日, 2月 8th, 2018

昨日のお休みは、京都の経営者である友人と、会食をしました。
こんなときも、経営者の本音を、聞いてもらうことが、しばしばあります。
中小企業の経営者というのは、個人事業主とほぼ変わらないものです。
いつも、業者として話題に上るのは、お給料支払いが終わると、「ほっとするね」
47年事業を継続している私の会社ですら、「支払い」に関しては、気を休めることは
一時すらありません。
ところで、事業を始めて47年目になりますが、50年近くやっている会社は、全体の数パーセントしか存在
しないそうです。
私も、こんなに、長くできるとは、よもや思っていませんでした。
今から、十年ほど前、稲盛さんの「成和塾」の塾生がこういいました。
「椎葉さん、椎葉さんの創業の心は何?」
「私は、主人が商売が好きで、おまけにお金のない人だったし、無我夢中で
働いてきたので、創業の心なんて考えたことないわ」
創業の心とはいったいなんだったんだ?自問自答してみました。
枚方に住む方が、私を若いときから見てこのように、言ってくれています。
「あんた、だんなさんを立て、ほんまにようがんばってきたなあ。
だんなさんも、明るいし。みんな、ついてくるのわかる気がするわ」
もしや、このお声こそ、地元で長く「信用」をいただいていることではないのか?
つまり、商いとは、飽きない心であること。
目の前の仕事を、こなすだけで精一杯、そんな苦難続きの日も、
挫けず負けじ魂でやってのけたら、いつの間にか、ここまでたどり着いたようです。
稲盛さんは、京セラを造ったとき、敬天愛人の御旗をかかげたといいます。
椎葉の心って、何だったといえば、やっぱり、日本語で語るとしましたら、
「明朗愛和」だと、思います。
人間いかなるときも、明るく笑って、前に進む。
社員やその家族までも「愛」と「和」をもって。
ふつうに考えて、あたりまえと思って、五十年近くやってきたことは、振り返って
見ますと、社風になっていたような気がいたします。
ついでと言っては、へんですが、「愛」と「和」とは、目に見えるものでは、ありません。
本当に大切なものは、目に見えません。
心で感じるものなのです。
働くことに感謝、職場の仲間に感謝、今日一日を最良の笑顔で過ごせますように。

父のこと母のこと

木曜日, 2月 1st, 2018

昨夜、一月31日皆既月食見ましたか?
赤色にも似た、幻想的な、皆既月食でした。
こんな月を、見ながら、皆さんは、何を思い浮かべますか・
わたしは、一昨年、亡くなった父のこと、母のことを、
思い浮かべて、眺めていました。
最近は、子供たちが後継者として育ってくれ、おまけに
スタッフがみんな、いい人ばかりで、「幸せ」を実感しています。
こんな、私たちも創業から、三十年ぐらいまでは、悲惨な出来事ばかりでした。
人を雇うと、文句だけならまだ、かわいいもの、
警察にお世話になる人も多くて、手を焼きました。
若くして起業したため、人を雇うつらさに、毎日なきながら
働いたものです。
そんな時、励まし続けてくれたのは、和歌山に住む、両親でした。
母は、父のためなら、自分を犠牲にしてでも、父に尽くす人でした。
そんな、母を見て育った私は、いつしか、
ただひたすら、辛抱して、夫の為に、働きました。
そんな姿を、子供たちは見ていたのでしょう。
子供は、親の鏡です。
ここで、年輩のお説教かもしれませんが、
老後「幸せになりたいのなら、何が大切」なのかを考え行動することです。
今の人は、気まますぎます。
子供を捨てて、自分の幸せに走ったり、職業を気に入らないと直ぐ辞めたりと、
とにかく、がまんすることができない人が多いよ。
人生というのは。、長い道のりを、辛抱してこそ、花が咲くのです。
幸せの原点は、言うまでもありません。
相手を、思いやる、家庭の中にあるのです。
亡き父の後、わたしは、ほぼ毎日、母への電話は、、怠りません。

電話の向こうで、母がこういいました。「今日の皆既月食、、お父ちゃんに見せてあげたい。」
「おかあちゃん、私は、宇宙のどこかで、お父ちゃん見ていると思うよ。」
親孝行したいときには、親はなし。
みなさんも、どうか、親御さんを、大事になさいまし。