故郷を想う
政権がかわると街なかが何か明るくなった気配を感じる今日この頃です。
株価は連日のようにあがり、円安の方向へ向かっていること、住宅のローン控除
が伸びたことなどで住宅販売にも期待感が広まっています。
住宅が売れると夢がもててうれしいね。私がこの仕事を選んだ理由の一つに、
家が好きでした。家には家族の夢があり、子供が小さいころには特に家族と過ごす
大切な器となります。夢が、人を育てるんだね。その思い出は、いくつになっても、
忘れられない貴重なものとなりました。
私ごとで、恐縮ですが、お正月に故郷の串本町の実家にて、とった一枚の写真です。
私を育ててくれた両親は、今も元気に畑仕事をしています。
机の上での勉強が大好きだった私に向かって、「勉強だけではろくな人間にならん。社会に
出て初めて値打ちのある人間か問われる。」という父、また、母は「人間は誠実が一番。
家族仲良くが一番。」と。こんな両親に育てられた田舎の家は、私にとって今住んでいる住まい同様
につたない想い出が詰まっているようです。