孫の誕生
六月二十一日、六時六分、長女に二番目の子供が誕生しました。
長女は、働くことに何の文句を言うでもなく、お産の一日前まで
私達と一緒に働いていました。そして、選んだ病院は、お向かいにある
市民病院でした。親として、せめてお産ぐらいは少し贅沢をさせてやりたくて
きれいな病院を選んだらと言ったのですが、「市民病院がいい」といいました。
働くことをためらわず、贅沢をせず、愚痴を言わず、平凡な生活に幸せを見出す娘
は、まるで、私の若いころとよく似ています。
「額に汗して働く人の事を、お天道さまは見ていらっしゃるからね。」と、母である私はいい続けています。