台風被害のお声
ここ、大阪は、台風の爪あとが後を絶ちません。
特に、建物の被害が大きく、今回起きた
大阪北部地震の被害を上回る状況です。
「屋根何とかしてくれ」
「外壁が落ちた」
「屋根が人の家に飛んでいった」
このような、非常事態に、対応の術すら見つからない状態です。
はやく行って差し上げたい。
なのに、職人の手が全然足りなくて、、。
事務所の電話は鳴りっぱなし、
時には、このような凶暴なお声も
「おい、どうなっているんだ。
あんたとこの工事が遅いから、こんな被害にあうんだ」
地震から対応に追われ、限られた職人の手で成し遂げる事に
限界があり、またこのようなお声を聞くたびに、
失望と無力さを覚える昨今です。
そんな中、二十五年前、「ハイツ」を建築していただいた
お客様が、来店してくれました。
私にとっては、始めての建築を注文いただいた、
お客様第一号です。
ハイツが台風の影響をうけていることを報告に来られ
なんとも、やさしいお言葉を頂きました。
「こんな被害お互い様なんやから、出来るだけ早く来て
ほしい。」
ここ大阪という、人情の町で、48年も商いさせていただいて、
このように、信頼していただくお客様もおられるんだと
少し安堵した気持ちになりました。
最後に、人間は辛く苦しいことばかりではありません。
今日一日が、「笑ってご飯が食べれたら十分」。
私は、社長という、いわば船にたとえるなら、「キャプテン」
其の重圧に耐えながら、心の中で、このように叫んでいます。
みんな、がんばれよ。
辛いことは、長くは続かない、幸せも同じだ。
なにが起きようとも、其れをどのように受け止めれるかが大切である。
困難な時こそ、「人の真価」が試されるものです。
私の独り言も、長年の経験によるものです。
被害にあわれた多くの皆さん、
お互いに、いつかきっといい日のために
生きてまいりましょう。
今回の被害の教訓からですが、
内装リホ^ムにこだわる前に、
屋根、外壁は勿論のことですが
多額なリホーム工事より、
いっその事、地震に強い、テクノストラクチーでの
注文住宅をお勧めいたします。