椎葉村スポット
自然と歴史の椎葉村の
見どころ・体験スポット
日本の心に出会う場所をご紹介します。
椎葉村の「見る」スポット
椎葉村スポット1:鶴富屋敷
那須大八郎と鶴富姫の悲恋の舞台です。昭和31年国指定重要文化財に指定されました。
一列型平面型式を有し、家屋前面に縁を横一列に長く配置しています。平地が少なく傾斜をうまく利用するために考えられた知恵といえます。家の長さは、25.09m、奥行き8.64mもあり、小屋組みは又首(さす)を組み合わせています。 屋根は寄棟づくりで棟飾りとして九本の千木(ちぎ)が組まれています。
指定当時は茅葺(かやぶき)でしたが、昭和38年から火災防止のため銅板葺きに変更しました。
椎葉村スポット2:椎葉厳島神社
壇ノ浦の戦いで破れた平家一門討伐の命を受けた那須大八郎宗久が、椎葉山中での平家残党の叛意なき姿を深く哀れみ、平家尊々の安芸の宮島、厳島神社の守護神を勧請し建立したものとされています。
椎葉厳島神社は、交通安全、厄除け、女の神様としても崇敬を受け村を見渡す小高い丘に鎮座し、古くは厳島大明神と呼ばれていました。市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)を祀り、素盞鳴命(スサノウノミコト)も合祀されています。
現在の社殿は、平成八年に氏子崇敬者により、本殿、幣殿、拝殿を改修し、社務所、手水舎、裏鳥居を新築、平成十年に参道を改修しました。表鳥居は、平成17年9月6日の土石流により喪失しましたので、平成20年6月に再建されました。
椎葉村スポット3:椎葉民俗芸能博物館
椎葉民俗芸能博物館は、椎葉村の民俗文化を保存・伝承する施設として、平成9年4月にオープンしました。地上4階、地下1階で昔の村の民家風造りをしています。 椎葉村に受け継がれてきた儀礼、慣習、民俗文化や平家落人伝説などを写真や民具、祭礼具等の展示を通して紹介しています。
椎葉村スポット4:上椎葉ダム
九州電力管理の発電用ダムで、高さ111m、長さ341m、総貯水量9155万立方のアーチ式コンクリートダムです。日本で始めての大規模アーチダムで、その後の日本の土木技術に多大な影響を与えました。
上椎葉ダムによって形成された人工湖は、小説家吉川英治氏によって「日向椎葉湖」と命名され、2005年(平成17年)に地元・椎葉村の推薦によって財団法人ダム水源地環境センターよりダム湖百選の認定を受けています。九州中央山地国定公園にも指定されています。雨の多い時期には雄大なダム放水が見られることもあります。