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  • 椎葉村観光大使椎葉哉子の日記

    椎葉村観光大使
    椎葉工務店グループ創業者 椎葉かな子が
    椎葉村の事、日々の事柄、想いを綴ります

    父のこと母のこと

    昨夜、一月31日皆既月食見ましたか?
    赤色にも似た、幻想的な、皆既月食でした。
    こんな月を、見ながら、皆さんは、何を思い浮かべますか・
    わたしは、一昨年、亡くなった父のこと、母のことを、
    思い浮かべて、眺めていました。
    最近は、子供たちが後継者として育ってくれ、おまけに
    スタッフがみんな、いい人ばかりで、「幸せ」を実感しています。
    こんな、私たちも創業から、三十年ぐらいまでは、悲惨な出来事ばかりでした。
    人を雇うと、文句だけならまだ、かわいいもの、
    警察にお世話になる人も多くて、手を焼きました。
    若くして起業したため、人を雇うつらさに、毎日なきながら
    働いたものです。
    そんな時、励まし続けてくれたのは、和歌山に住む、両親でした。
    母は、父のためなら、自分を犠牲にしてでも、父に尽くす人でした。
    そんな、母を見て育った私は、いつしか、
    ただひたすら、辛抱して、夫の為に、働きました。
    そんな姿を、子供たちは見ていたのでしょう。
    子供は、親の鏡です。
    ここで、年輩のお説教かもしれませんが、
    老後「幸せになりたいのなら、何が大切」なのかを考え行動することです。
    今の人は、気まますぎます。
    子供を捨てて、自分の幸せに走ったり、職業を気に入らないと直ぐ辞めたりと、
    とにかく、がまんすることができない人が多いよ。
    人生というのは。、長い道のりを、辛抱してこそ、花が咲くのです。
    幸せの原点は、言うまでもありません。
    相手を、思いやる、家庭の中にあるのです。
    亡き父の後、わたしは、ほぼ毎日、母への電話は、、怠りません。

    電話の向こうで、母がこういいました。「今日の皆既月食、、お父ちゃんに見せてあげたい。」
    「おかあちゃん、私は、宇宙のどこかで、お父ちゃん見ていると思うよ。」
    親孝行したいときには、親はなし。
    みなさんも、どうか、親御さんを、大事になさいまし。

    
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